MikageBlog-限界大学生はかく語りき-

みかげです。大学生です。痛い文章を書きます。

引きこもりによる年末年始8泊9日の旅(1日目自宅~江ノ島~東京)

 

お久しぶりです、みかげです。

 

 

前回大学初通学時のあれこれを投稿してからはや2年、あれから全くブログを更新していなかったが、せっかくの旅行なのでその記録をここに記そうと思う。

前回までの記事は非公開にした。黒歴史は封印する。

 

 

東京に1週間ほど滞在した後、名古屋で2日ほど滞在するというのが今回の旅程であるが、それ以上細かい予定については正直あまり決めていない。(一応コミケはチケットの都合上確定している予定だが)

なのでこれからの9日間どんなブログが仕上がるのか自分自身見当もつかないし、そもそも毎日更新する体力が引きこもり上級者の私にあるのかもわからない。それでも気長に待っていただけるのなら幸いだ。

 

 

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今回は移動手段として青春18きっぷを選んだ。細かな説明は省くが、ようはこれ1枚で合計5日間全国のJRに好きなだけ乗れるのだ。

 

1枚約12000円なので1回につき約2400円ほど。繰り返すが約2400円で東京までたどり着ける。

 

「そんなうまい話があるか!」そう思ったあなたは大変聡明である。この切符、実は普通車しか乗り込むことが出来ない。新幹線はもちろん、特別な乗車券を要する特急にも乗ることが出来ず、普通電車や快速電車しか利用できないのだ。

 

そんなわけで私は東京に向かうため、関西某所にある最寄り駅を5時前に出発する羽目になった。

 

値段を取るか時間を取るかは人それぞれだろうが、時間が有り余っている私には決まりきった答えだった。

 

第一目標である江ノ島までに通過したり乗り換え地点になったりした駅は以下の通り。

 

最寄り駅~尼崎~大阪~京都~米原~大垣~名古屋~浜松~静岡~沼津~熱海~藤沢(ここで小田急に乗り換え片瀬江ノ島へ)

 

私は特別電車が好きなわけでもないので各地方での乗り換えのコツや注意事項等を述べる事はできない。

気になる方は先人たちがブログやYouTube等で懇切丁寧に教えてくれているのでそちらを参照されたし

 

ただ今回、大阪や米原でのわずか15分程度の待ち時間でも凍え死にかけたので、この時期にもし私と同じ行程を歩みたい方がいるのなら、防寒具は多いに越したことはないと忠告しておこう。

 

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早朝5時頃に出発すると、お昼前には富士山が見えてくる。特に富士駅周辺での富士山の迫力は圧巻だった。

 



 

お昼過ぎには神奈川県に突入し、そこから1時間もすると藤沢に到着する。特別おもしろい話もないのでさらっと流したが、この時すでに時計の針は15時を回っていた。

 

アジカンの『藤沢ルーザー』を聞きながら降り立った藤沢のホーム。感情の昂りを抑える事ができない。

なぜ江ノ島に向かうのかをまだ説明していなかったが、今日私の目的は『ぼっち・ざ・ろっく!』の聖地巡礼にある。「アニオタきっしょ」と非難されれば返す言葉は1つもない。

 

いわゆるアニオタの私は今までもきらら系アニメを多少なりとも見てきたが、どちらかと言えばその類にははまれなかった。(もちろん『けいおん!』や『ごちうさ』等例外は存在する)

 

しかし笑いあり涙ありのストーリー、かわいくて個性豊かなキャラクター、素晴らしい楽曲、自分自身わずかながら楽器をかじっていた経験...それらの要素が私を『ぼざろ』沼に落とし込んだ。もしまだ未視聴の方がいれば、ぜひ見ていただきたい。

 

 

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御託はここまでにして、ここからは江ノ島で撮った写真を紹介したい。ちなみに江ノ島は『ぼざろ』第9話「江ノ島エスカー」で舞台となる。アニメの画像を交えた比較はすでに先駆者が多数いらっしゃるので今回は省略する。決してめんどくさかったわけではない。

 

片瀬江ノ島駅駅舎

駅前

この時点で駅舎含む周辺の写真を撮っている人が散見されたので、「なんだオタクしかいねぇじゃねぇか」と思ったが、別にそんなことはなかった、後述。

 

 

「ぼっちちゃんたちもこの道歩いたんだよな...」と絶頂状態で写真を連写しつつ進んでいく。何の変哲もない道の写真をわざわざ振り向いてまで撮っているのが私だけだという事実にこの時点でうすうす気づき始める。

 

 

そうこうしているうちに江ノ島に到着。島内は外国人観光客や家族連れ、カップル、ちょい悪な湘南のお兄さんたちでごった返していた。(あれ...?オタクくんは...?)

 

江ノ島に入った私は人の流れに飲まれつつも、たこせんべいが有名なあさひ本店に到着した。

長蛇の列ができており、待ち時間は20分超だった。

作中で結束バンドの皆が購入し、写真を撮っていたたこせんべい。感動を覚えつつ、店員さんから受け取った。

 

大きい、そして熱い。

喜多ちゃんみたいに自撮り棒で写真撮るぞー!と意気込んだその時、たこせんべいは私の手の中で無残にも真っ二つに割れてしまった。店先にも「風も強いし割れやすいから写真撮らずに両手でつかんでさっさと食え!!(要約)」と書かれていたので覚悟はしていたが、こうもあっさり割れてしまうとは...(´;ω;`)

 

この日のために髪色を山田リョウカラーにしてきた引きこもり(21)

しぶしぶ2つに分かれたたこせんべいを手に写真を撮ったが、こんなに繊細なものを割ることなく片手に持ちながら自撮り棒を操作する喜多ちゃんはいったい何者なのか...

 

あさひ本店の先に少し進むと江島神社江ノ島エスカーが見えてくる。アジカンの曲名でも、『ぼざろ』第9話のサブタイトルでもあるこの江ノ島エスカー。ただのエスカレーターに金払うのかと内心では思いながらも360円を支払い乗り込んだ。

 

 

 

 



頂上まで進むと喜多ちゃん(だけ)が楽しそうにしていた江ノ島シーキャンドルが見えてくる。ここまで来たら展望台も行くしかないなと乗り込んだが、17時以降の滞在にかかるという追加料金におびえ、アニメさながら足早にここを後にした。喜多ちゃんごめん。

この写真を撮影した時点で16時40分を回っていた。

 

その後吹き付ける潮風と下がり続ける気温に震えながらもアニメを再現するためにソフトクリームを食べた。当然私以外にそんな愚か者はいない。

 

寒さで味はほとんどしなかった。

こうして彼女らと同じ場所に座ってみると、たしかに食べ物を狙っているトビが上空を滑空している。ただ違うのは、あたりにおびただしい数のカップルがいることだ。ぼっちちゃんたちはカップルの声がするまでその存在に気付いていなかったが、実際に江ノ島に来るとカップルというカップルが手をつないで歩いている。イルミネーションの季節という事もあるのだろうが、この数を頂上まで目に入れることなく歩いていくのは現実的には難しいだろう。ぼっちちゃんを始めリョウ先輩も虹夏ちゃんも気絶しながらここまで来ていたのならあるいは...(?)

ヤムチャ

ぼっちちゃんたちがハイテンションになったりカップルに気付いて落ち込んだりした場所。写真にすらカップルが写り込んでいる。

その後階段で島を下っていけば江島神社入り口に帰ってくる。上りのときも「あれ...?」と思ったが、喜多ちゃん以外が死にかけていた階段は実際この程度。いくらインドア派だからってお前ら...

 

たこせんべいやカップルの多さもそうだが、実際江ノ島に足を運んでみて初めて気づいたことが多かった。とにかくまあ、かなり充実した聖地巡礼になったのではないだろうか?

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江ノ島を出発した後は藤沢に戻ってそこから東京を目指す。乗り換えは不要で50分近く座っているだけでいい。

 

 

こうして東京駅に到着したのは19時頃。5時頃に最寄り駅を出発してから14時間(江ノ島に2時間半くらい滞在していたが)、とてつもなく長い旅路となった。

 

今日の疲れが明日どれだけ響いてくるかによるが、明日は東京都内をアキバを中心に散策したい。今日はかなりの文量になったが、最初にも言った通り明日以降も同じように長文を投稿するとは限らないので悪しからず。ここまで読んでくれてありがとう、ではでは。