MikageBlog-限界大学生はかく語りき-

みかげです。大学生です。痛い文章を書きます。

引きこもりによる年末年始8泊9日の旅(9日目名古屋→豊郷→自宅)

どうも、みかげです。

 

長かった9日間だけど、ついに完結編。

 

今日は名古屋城を見た後、電車で名古屋を出発。

地元に帰る途中、河瀬駅で下車して豊郷小学校旧校舎群に『けいおん!』の聖地巡礼をしに行った。

 

昨日と同じで正直内容はあんまり濃くないんだけど、最後に9日間の総括でもして文量を稼ぎたいと思う。

 

 

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今日は9時くらいに宿を出発してまずは名古屋城を見に行くことに。特別城に興味があるわけじゃない。名古屋っぽい観光地も1つくらい見とかないとねって理由

てなわけで城をお堀の外から軽く見て満足するつもりだったんだけど、いざ到着すると木に隠れて天守閣が全然見えない。

このまま駅に戻ってもよかったけど、これで帰ると宿から30分歩いてきた時間が無駄になる。さらにここから駅までも30分かかる

 

数分葛藤した後、しぶしぶ500円払って入場。目的通り名古屋城天守閣を写真に収めることができた。

 

 

 

この後撮影してもらった写真を断り切れずに1200円で買ってしまったり、いざ天守閣に登ろうとしたら閉鎖されていたりと散々だったんだけど、今日の本題じゃないから割愛する。断れる勇気を持とう。

 

 

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名古屋を出発して1時間半くらい電車に乗ってると、豊郷小学校旧校舎群の最寄り駅である河瀬駅に到着。

「あれ?最寄りって豊郷駅じゃないの?」と思った人ももしかしたらいるかもしれない。

確かに最寄り駅は徒歩10分程度の場所にある豊郷駅なんだけど、こっちは近江鉄道の駅だから私が使ってる青春18きっぷでは当然利用できない。

 

そういうわけで1200円を無駄使いした私は片道約500円の運賃をけちるために、JR河瀬駅から徒歩40分の道のりを進む決断を下す。

 

駅から歩いて10分ほどで見えてきた景色。早くも自らの決断を後悔し始める。

 

なんでここまでして豊郷小学校旧校舎群に行きたいかって言われれば、それだけ『けいおん!』愛が強いからってことになる。

けいおん!』のどこを愛でるかは人それぞれだと思うんだけど、私は2期中盤以降の唯たちの卒業までの最後の時間と、その中でのあずにゃんの心境の変化がたまらなく好き。

唯たちが来年いないことに気づいて、文化祭やって、最後の卒業式を迎える。この一連の流れは何度だって見れる。自分1人残されることへの不安とか寂しさとか、そういうのを全部押し殺して強がるあずにゃんが最後の最後で「卒業しないでよ...」って本音を漏らすシーン。そこからの「天使にふれたよ!」の演奏。

もうたまらんわけですよ!!!!

 

なんて話をしてたら目的地に到着。片道40分、タフな戦いだった。

実は初来訪。いつでも行けるしって思ってたら今までなかなか踏み出せなかった。

校舎へ歩いていくと、見慣れた銅像を発見。

 

ドキドキしながら校舎に入ると、本当に『けいおん!』で見た桜が丘高校の景色が目に飛び込んでくる。

 

 

とうとう軽音部部室前にやってきた。緊張の一瞬。深呼吸して中へ入っていく。

 

 

あっ!...

 

 

うっ!...

 

 

あぁ!!...(´;ω;`)

 

1つ1つ部室内を見ていったんだけど、あずにゃんが書いた手紙を見たときには溢れる涙を堪えることができなかった。平日にもかかわらず結構見物客がいて、部屋にも自分以外に3人くらいいたんだけどダメだった。思えばこの旅泣いてばっかりじゃないか?

 

やっぱり聖地巡礼っていいな。特に今回みたいな、作品との結びつきの強さが感じられる場所は作品の存在感みたいなのがビシビシ伝わってくる。

『ぼざろ』の巡礼もそうだったけどこういう場所に来るとなんか変なスイッチ入っちゃう。

 

 

この後も講堂とか「ぴゅあぴゅあは―と」を演奏した教室とかいろいろ見た。

 



教室の黒板にたくさんメッセージが書いてあるのとかもそうだけど、本当に愛されてる作品なんだってわかるのがここのいいところかもしれない。

書かれてる日付とかを見ればわかるように今なお沢山のファンが訪れてる。

置かれてる『けいおん!』由来のものも基本的には全部寄贈らしい。校舎の傍にある観光案内所にはおびただしい数の『けいおん!』グッズが収められてた。

 

 

アニメ放送から10年以上経った今でもこれだけ愛されてるってすごい。程度の大小はあれど、見る人の人生に何かしらの影響を与えるだけの力を持った作品ってことだ。私は影響されて高校では軽音部に入部した。

 

遠いとはいえ同じ関西圏。また『けいおん!』成分が足りなくなったら来ようと思う。

 

こうして豊郷を満喫した後は、行きと同じ40分の道のりを駅まで歩いた。本当は飛び出しガールズも見たかったんだけど、もう体力が限界寸前だったし電車の時間もあるし断念。次回への積み残しになった。

 

 

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その後再び電車に揺られて最寄り駅に18時頃到着、そこから少し歩いて自宅へと帰還した。28日の早朝4時に出発してから9日間。こんなに長い間家を空けたのは初めてのことだった。いつも慣れ親しんでいた部屋が、なんだか懐かしく思えた。

 

 

この3年間親の顔より見た光景。汚い。

 

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普段はアニメ見て、ゲームして、たまに大学行って...そんな惰性な日々を繰り返してる引きこもりな私だからこそ、今回の旅から得られるものはそれなりにあった。

 

まず1つは体力。最寄り駅まで駆け足しただけで貧血起こすくらい貧弱なんだけど、今回歩きまくったおかげで少しは体力がついた(かもしれない)。

 

2つ目は経験。今回訪れた場所はほとんど初見だった。初めて東京の雰囲気も知れたし、念願のコミケにも初参加できた。引きこもってるだけじゃ知れない世界を知れたので良かったです(小並感)。

 

3つ目は感受性。普段は同じことの繰り返しで正直脳が死んでた。でも聖地巡礼とかコミケとかの中で、その場から感じられる雰囲気に色々あてられて自分でもなんか感じ取ったり考えたりできるようになった。ブログも最たる例かもしれない。

 

まぁほかにもトラブったときの臨機応変さとか色々身についたものはあるんだけど、ぱっと思いついたのはこんな感じ。

 

 

簡単だけど旅の感想も書いたことだし、そろそろこの辺で終わりたいと思う。

今回旅するにあたってブログ書くか迷ったけど今振り返ってみると正解だった。

適当に楽し~って楽しむのはそれはそれでいいのかもしれないけど、やっぱり思考を文章化するって過程を挟むとそれだけで楽しみ方の幅も広がると思う。

途中から(というか結構早い段階から)文体もゆる~い感じになっていったけど、三日坊主になるよりはいいはず?

とにかく読んでいただいたすべての方に感謝します。

 

今後も何かあればブログに書こうと思うけど、それが明日になるか1か月後になるか、10年後になるかはわからない。

 

それでも待っていただけるなら、気長に待ってやってください。

じゃあまたいつか。ではでは。